ゲームボーイ(GB)やスーパーファミコン(SFC)のソフトは、フラッシュメモリではなく「SRAM(スタティックRAM)」と呼ばれる揮発性メモリにセーブデータを記録しています。
SRAMは電源供給が断たれると一瞬でデータが消滅するため、カートリッジ内に3Vのコイン型リチウム電池(CR1616、CR2025、CR2032)を内蔵し、24時間微弱電流を流し続けています。発売から20〜30年が経過した現在、未交換の電池は電圧が0.5V以下に低下し、セーブ不能になっています。
ネット上には「ボタン電池用ソケット(ホルダー)を取り付けて次回以降ワンタッチで交換できるようにする」改造記事がありますが、ゲームボーイ等の狭小カートリッジでは蓋が閉まらなくなる干渉リスクや、落下衝撃での瞬断データ消失リスクがあります。
もっとも頑丈で長持ちするのは、工場出荷時と同じ「端子溶接済み(タブ付き)リチウム電池」を基板に直接半田付けすることです。
古い半田は酸化して融点が高くなっています。温まらないコテ先で無理に電池を引っ張ると、プリント基板の銅箔パターンが根こそぎちぎれて修復不能になります。必ず「新しいハンダを少量流し込んで熱伝導を高め、ハンダ吸い取り線で吸い取ってからスッと抜く」手順を踏んでください。
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